「洞窟のようなアーチ状の部屋」…なぜ反響音が起きやすいのか?デザインを損なわずに解決する方法とは?
プレミアムホテルのインテリアデザインにおいて 空間が果たす役割は「美しさ」だけに留まらず、「体験」を創出することにあります。特に、展示スペースや多目的ルームなどの空間では スピーチ、パフォーマンス、多様なアクティビティなど、あらゆる音響環境に対応しなければなりません。しかし、部屋の形状が曲線的にデザインされている場合 それに伴う課題としてエコー(反響音)や定在波(レゾナンス)が発生し 室内の音が「響きすぎて聞き取りにくく」なってしまいます。
これが今回のプロジェクトにおける課題でした: インターコンチネンタル・チェンマイ・メーピン – メーピンルーム
| プロジェクト概要 プロジェクト名:InterContinental Chiang Mai Mae Ping 所在地:Chiang Mai Owner : Asset world corporation(AWC) Designer : PIA Interior Interior contractor: Bangkok decon Solution:Trandar Seamless Acoustics Ultrafineシリーズ(平滑仕上げ) |
課題の出発点:「洞窟」のようなデザインが音響上のチャレンジに
「メーピンルーム」は、亀の甲羅のような洞窟を彷彿とさせる形状に設計されています。天井から周囲の空間全体を覆う曲線美により卓越した雰囲気を醸し出し 包み込まれるような独自の世界観を創り出しています。
しかし音響の観点から見るとこのような連続する曲面は次のような現象を引き起こします。
特に展示会やイベントなどの用途で使用される場合にはなおさらです。

チャレンジ:「曲げることができ、美しく、静かで、かつ表面がフラットな天井であること」デザインチームには、以下の要件をすべて満たす素材が求められました。
さらに空間内の他のデザイン要素とも調和させることが必要でした。例として:
これらにより、素材選定の制約がさらに高まりました。
Trandarソリューション:「アート」と「音響」の両立を可能にするシームレスな継ぎ目なし天井
Trandarは、 Trandar Seamless Acoustics Ultrafineモデル (平滑仕上げ)を提案しました。これは特に複雑な建築デザインのニーズに応えるために設計されています。

本プロジェクトにおける Trandar seamless Ultrafine 天井の特長
- 継ぎ目のないシームレスな表面 (Seamless Surface) 天井面を部屋の曲面デザインに沿って美しく連続させ、パネルの継ぎ目によって遮られることがありません。これにより、「曲面の洞窟」というデザインの建築的完全性が保たれます。
- 曲面施工への対応 (Curved Application) 空間の曲線ラインに沿って実際に成形できるシステムであり、複雑な3次元形状のニーズに応えます。
- 平滑性を保ちながらの吸音性 表面は滑らかな見た目でありながら、内部には反響音を軽減する構造を備えており、エコーを抑えて共鳴を制御します。 これにより、室内の音がよりクリアで快適になります。
- デザインおよびアートワークへの対応 天井の表面は、絵画や芸術的なデザインとの組み合わせが可能で、天井を単なる「音響システム」ではなく、 「空間のアートの一部」へと昇華させます。


結果:「美しさ」と「実用性」を兼ね備えた空間
Seamless Ultrafineシステムを導入することで、 ザ・メピン(The Mae Ping)ルームは以下の要素を実現しました:
優れた静寂とは… 目に見えない場所で「働き続けている」表面から始まるのかもしれません。
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