
: 会議室の遮音壁の選定は、室内で交わされる会話の機密レベルを主として考慮する必要があります。一般的に、チーム用の一般的な会議室には STC 40-45、通常のプライバシーが求められる標準的な会議室には STC 45-50、役員会議室や重要なビジネス情報を取り扱う部屋には STC 50-55、そして人事部や法務部といった最高度の機密保持が必要な会議室では STC 55以上の選定が推奨されます。メインの壁だけでなく、この種の部屋で最も音が漏れやすい弱点となりやすいドアやガラス壁についても、合わせて確認・対策を行う必要があります。
会議室は、遮音壁に対して特に配慮が必要な空間の一つです。ビジネス情報や戦略、あるいは外部に漏れてはならない従業員の個人情報などが話し合われることが多いためです。しかし、会議室向けの遮音壁の選定において、すべての部屋に万能な唯一の正解というものはありません。部屋ごとに求められるプライバシーのレベルが異なるためです。本記事では、会議室のタイプごとに適したSTC値の選び方を解説します。
なぜ会議室では遮音壁に特別な注意を払う必要があるのか?
日常の生活音に対するプライバシーを重視する一般の居住用ルームとは異なり、会議室には「会話の内容がビジネスに直接的な影響を与える情報である」という特有のリスクがあります。会議室からの音声が他の従業員や来訪中の競合他社に漏れてしまった場合、容易に計り知れない損害につながる可能性があります。そのため、優れた遮音壁の設置は、情報の安全性に対する投資であると同時に、組織のプロフェッショナリズムを示すものでもあります。
会議室には他の部屋とは異なる特徴があり、外部からの視認性を高めて開放感を出すためにガラス壁が採用されることがよくあります。しかし、一般的な一枚ガラスは音響面で非常に大きな弱点となります。不透明な壁のSTC値がどれほど高くても、部屋の大部分を占めるガラス壁が通常のガラスのままであれば、音は主にガラスを通り抜けて漏れてしまいます。
さらに、音響用ドア(Acoustic Door)ではない会議室のドアや、ドアの下部の隙間も、せっかく投資した壁の効果を台無しにしてしまう要因となります。したがって、会議室向けの遮音壁を選定する際は、不透明な壁一面だけでなく、システム全体として考慮する必要があります。
Trandar Acousticsは、各会議室のレベルに応じたSTC値の要件をカバーする TSIS (Trandar Sound Insulation System)システムを Trandar Hitech Wallの下で提供しています。
一般的なオフィスの会議室の場合、TSIS48 d105 (STC 48) または TSIS53 d95 (STC 53) システムは、通常レベルのプライバシー確保に十分であることがほとんどです。一方、役員会議室やより高い機密性が求められる部屋には、TSIS56 d100 から TSIS58 d105 (STC 56-58) システムが、より確実なプライバシーレベルを提供します。すべてのシステムは、Trandar Zoundboard ボード、Trandar Heplar Pro スタッド、および Trandar dBphon 断熱材を組み合わせて構成されており、これらは完全な施工が完了した壁全体で測定されたSTC値です。
会議室のデザインを計画中で、部屋の機密性レベルに適したSTC値の選び方をお探しの場合は、ぜひ Trandar Acoustics のチームまでチャットで会議室の詳細をお知らせください。最適なシステムの選定を喜んでお手伝いいたします。
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